Macbook/Macbook Pro搭載のUSB-Cのメリット

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常に革新的なプロダクトを提供し続けるAppleは常に世間を驚かせる行動を取ります。

Macbook ProにおいてはCD/DVDドライブの廃止に始まり、iPhoneではイヤホンジャックの廃止ということもありました。

これらの大胆な舵取りが採用された当初は多くの非難があったことは確かですが、世間の流れを見ると徐々にではありますがAppleが取り入れているこれらの変化に時代が追いついてきている感も否めません。

そんなAppleが同社のMacbook/Macbook Proに取り入れたもう1つの革新的な変化、それはUSB-Cの採用です。

今まで慣れ親しんでいたアクセサリーが使えなくなったり別途アダプターを購入しなければならないなど、既存ユーザーにとっては余計とも思える準備が必要になりました。

未だ数多くの不満が聞かれるMacbook/Macbook ProのUSB-C採用ですが、実は考え方と使い方によっては非常に多くの可能性を秘めた便利な規格であることはあまり知られていません。

そこで今回はMacbook/Macbook ProのUSB-C規格のメリットについてご紹介します。

USB-Cとは一体何なのか?

USB-Cというのは従来のUSBやmicro USB、mini USBなど多種多様な規格が入り乱れていた状況を改善し、1つの共通のコネクタ形状を導入する目的で開発された全く新しい規格です。

USB-Cの登場により今までのケーブル毎の規格の違いを気にしながらアダプターを用意していた手間が解消され、さらに従来の最大2倍容量のデータ転送にも対応するようになりました。

また、USB-Cには裏表の区別がないため、コネクタの向きを気にすることなくポートに差し込むことが可能です。

さらに電源供給も可能なため、今まで用途に応じて複数のケーブルが必要だったところからUSB-Cケーブルのみで全てをまかなえるようにもなりました。

 

Macbook/Macbook ProのUSB-C

AppleがUSB-Cを取り入れ始めたのは2015年に販売開始となったMacbookからで、その後は2016年と2017年に販売となったMacbook Proでも採用されています。

Macbook PCシリーズではスリム化と効率化を極限まで図るために無駄を削ぎ落とし続けてきました。

そんな中、従来のUSB規格を廃止したことによりMacbook/Macbook Proで今まで以上のスリム化を実現することが出来たとともに、今後時代の主流になってくるであろうUSB-Cの早期採用によって時代を先取りするパイオニアとして存在感を確実なものにしました。

 

Macbook/Macbook ProのUSB-Cのメリット

色々と批判と不満が多いMacbook/Macbook ProのUSB-Cですが、考え方を柔軟にすると実は多くのメリットがあるのです。

メリット1:配線周りのスマート化

USB-Cで充電と大容量データ転送が可能となったことにより、用途に応じて使い分けていた複数のケーブルをまとめることができ、PC周りがスッキリするようになります。

特に外部モニタ出力用のHDMIケーブルやDisplayケーブルなどは剛性のある太いケーブルだったこともあって取り回しに苦労していた人も多いのではないでしょうか。

今後USB-Cがますます主流になるにつれて対応ディスプレイも増加してくることが考えられます。

 

メリット2:USB-CとThunderbolt3の両方に対応

Macbook/Macbook Proは1つのコネクタでUSB-CとThunderbolt3の両方に対応しています。

この2つはデータ転送速度により違いがあり、USB-Cは最大10Gbpsなのに対してThunderbolt3は最大40Gbpsまで対応しています。

1つのポートでUSB-CとThunderbolt3のどちらが適用されるかは接続先の周辺機器により自動的に判別されるためユーザーによる切り替えの必要はありません。

注意しなければならないのは周辺機器がどちらに対応しているかという点であり、Thunderbolt3に対応した機器であればThunderbolt3の恩恵を受けることができ、そうでなければUSB-C接続として認識されてしまいます。

その点は頭に入れておきましょう。

 

メリット3:アダプタも手間を省く手段の1つ

USB-Cが採用されたことにより従来のUSB規格の機器やHDMIケーブルはアダプタを介してMacbook/Macbook Proと接続する必要が生じました。

これは別途アダプタを購入しなければならない手間と費用が発生するデメリットにも見えます。しかし最近はマルチアダプターが主流になり、1つのアダプターで複数のUSBポート、SDカードスロット、HDMI端子などを兼ね備えたものがたくさん登場しています。

アダプタを使うとスマートさはなくなってしまいますが、逆にいうと1つのアダプタに全てのケーブルが集中することによりアダプタの抜き差しだけで全ての接続をまかなえることになり、手間を省くことができます。

 

メリット4:将来的な拡張性が見込まれる

USB-Cは世界統一規格として今後ますます普及することが考えられます。

Macbook/Macbook Proでここまで薄型軽量化を実現することができ、ケーブルの統合による利便性向上も考えるとAppleではiPhoneやiPad Proなど全てのプロダクトにおいてUSB-Cを採用することが考えられます。

もともとLightningケーブルという独自規格を採用していたApple。

安定性と信頼性においてなんら問題なくここまで使ってきている規格ですが、それよりも高性能で世界統一のUSB-Cが登場した以上、AppleがLightningにこだわり続ける理由も見当たりません。

現にMacbook/Macbook ProでUSB-Cを採用していることからもAppleの姿勢がうかがい知れますね。

そうなるとやはりUSB-Cを使ったさらなる拡張性に期待が持てます。

持ち運ぶケーブルやアダプタの数も減らすことができ、よりスマートに、より快適にデバイスを使えるようになります。

 

将来を見越した考え方をしよう

USB-CはAppleだけでなく数多くの企業が採用し始めています。

ディスプレイなどの周辺機器だけでなく、スマートフォンにさえ取り入れられるUSB-Cは世界の統一規格として今後ますます普及します。

かつてのガラケーがスマートフォンに切り替わる時、使い慣れたガラケーにこだわる声が多くありました。

しかしスマートフォンが普及して利便性に気付き始めた頃からガラケーはどんどん数を減らし、今ではスマートフォンが主流になりました。

USB-Cも同じような状態にあると考えることができます。

今のうちからUSB-Cに慣れ親しんでおくことは将来を見据えた先行投資といえるのではないでしょうか。

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